2024年3月12日
駅別中古マンション価格 / 京急本線③
2024年03月12日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月~10月までの3ヵ月間を集計
築浅増の能見台が二桁上昇
京急本線(泉岳寺~浦賀)における平均坪単価は230万円で、1年前に比べて5万円上昇した。事例数は6436件(前年より822件増)、平均築年数が29.2年(1年前28.2年)、平均専有面積は58.25平方メートル(同57.55平方メートル)だった。今回掲載区間(屏風浦~浦賀)における最高値は屏風浦の156万円。
ファミリー向けが多い区間。今期は上昇と下落が入り交じる展開だ。
前期で二桁上昇した屏風浦は事例の築浅化が進み、わずかながら上昇を維持した。
同じく前期で二桁上昇した京急富岡は反転下落で100万円となった。築古事例の割合が増え、平均築年数が36.5年まで伸びた。
能見台は前期から上昇幅が拡大し、今期は10%台の上昇。この2年間で20万円上昇し149万円となった。
築古事例が増加した金沢八景、横須賀中央はそれぞれ二桁の大幅下落となった。金沢八景は事例の築古化が顕著で、平均築年数も40年に迫る勢いだ。
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