2019年10月22日号 東京メトロ丸ノ内線①

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年5月〜19年7月までの3ヵ月間を集計

本郷三丁目で上昇続く

東京メトロ丸ノ内線(池袋~荻窪)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は292万円。1年前に比べて9万円、3.1%上昇した。事例数は3591件(前年より51件増)、平均築年数が26.9年(1年前24.8年)、平均専有面積は45.34平方メートル(同46.56平方メートル)。今回掲載区間(池袋~新宿三丁目)における最高値は銀座の491万円。

本郷三丁目は好調。今期も9%台の上昇で、平均坪単価は330万円となった。2年前から43万円上昇した。

御茶ノ水も好調。築年数の上積みが進んだものの、事例数は増加。2年前から平均坪単価の上昇幅が拡大し、300万円の大台に乗った。

平均築年数が6年台で推移する淡路町は事例数が33件、二桁上昇の銀座も44件にとどまっており、個別事例の影響が大きくなっている。

新宿御苑前は事例数が343件(1年前258件、2年前225件)と増加傾向にある。カップルタイプが多くなっている。前期の二桁下落も一服した。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ