2023年4月18日
駅別中古マンション価格 / 新京成電鉄①
2023年4月18日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年10月~12月までの3ヵ月間を集計
松戸、築古化でも価格上昇
新京成電鉄(松戸~京成津田沼)の平均坪単価は112万円で、1年前から13.8%、13万円上昇した。事例数は1190件(前年より279件増)、平均築年数は29.9年(1年前28.8年)、平均専有面積は69.72平方メートル(同69.02平方メートル)。今回掲載区間(松戸~北初富)の最高値は、松戸の131万円。
千葉県北西部のベッドタウンをつなぐ路線。常磐線、京成本線、東葉高速鉄道などに乗り換えて、都心部へアクセスできる。ファミリー向け物件が中心で、平均専有面積は60平方メートル台、70平方メートル台だ。
松戸は事例数が前期よりも更に増えて300件を超えた。平均築年数はやや進んだものの、平均坪単価は二桁アップとなった。上本郷は38%の大幅上昇で100万円を超えた。ただ、事例数が21件と少なく、個別事例の影響を受けたためと想定される。
八柱は12%の下落。要因としては築古物件事例が増えたため。くぬぎ山も築古事例が増えたことで、2.0%下落となった。
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