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More Smiles

モアスマイルズ

Try
# 09

型を超えて、未来を語る。
若手エンジニアたちがつくる、学び合いの場での Try

「あのデータってどういう構成になってるの?」
「それは○○さんが詳しいから、今度教えてもらいにいこう」
「じゃあ、次回はランチ会ということで」

システム部の若手社員による定例会で見られる一コマ。通常業務におけるミーティングとはまったく異なる雰囲気だ。


国内最大級の不動産データベースを持つ東京カンテイが、次なる「モノサシ」へ挑戦するために欠かせないIT分野。数年前から増えてきた若手社員は、その分野らしくさまざまな経歴を持って入社してくる。通常であれば東京カンテイ入社後も、異なる業務を担当する社員同士の関わりは薄い。

入社年次の浅い若手社員の増加にあわせて始まった定例会。何かしらの交流の場であることが最低条件で、基本的な運営は参加する若手社員に委ねられている。
「会の発足当初は、方向性を模索しつつ、東京カンテイにどんなサービスがあるのかという基礎的な勉強会の形でした。メンバーが増えていくにつれバッググラウンドも多様になり、自然と次に取り上げたいテーマが挙がるようになりました」と振り返るのは、当初から参加する入社4年目のメンバー。前職はプログラマーで、入社後は会員向けデータサービスの根幹を複数担当し、現在はAIのPoC(概念実証)に携わる。

また、インフラエンジニアの経験を持ち、現在はクラウドエンジニアとしてSaaSの管理や導入推進を担うメンバーも、発足当初から参加してきた。一旦は定例会を“卒業”したものの、講師役として後輩たちとの関わりが続いている。
「最近ではAWSを題材に講師を務めました。東京カンテイの商品インフラの主軸として利用が拡大していることもあり、複数回にまたがって実施しました」
教える立場となることで得られる気づきも多いという。

システム部の若手定例会は、OJTの一種、エルダー制度にあたる。入社時期による先輩後輩関係はあっても、全員が中途入社で年齢も近い。

「次はこんなことをやりたいと思ったら、手の挙げやすさはダントツ。全員から意見が出てくる雰囲気ができています」

ただしIT分野において、細かく枝分かれしたそれぞれの業務は畑が違うと言える。この場所で得られる知識は、全員が業務に直接生かせるわけではない。
それでも、「同じ会社の中で誰が何をやっているのか知ることは意味があると感じています」という。自分の業務を進める際に、その向こう側にあるものを知っているか否かで、思考回路の細かなチューニングは変化していく。

畑違いだからこそ、気軽に疑問や意見を出し合える側面もある。システム部内の会でありながら、業務で直接関わりのない立場からサポートするメンター制度の役割も果たしているようだ。
「業務時間内なので当然ながら活動の統制はとられていますが、上から達成すべき目標や成果を与えられているわけではありません。自分たちが考えたこと、感じたことをそのまま同世代の仲間に共有できる。業務がまったく違っても、同じシステム部として一緒に働く感覚が得られているように思います」
時には食事会などでのざっくばらんな会話を通して、その感覚が醸成されていく。

東京カンテイのシステム部に求められる役割は、日々重要性を増している。社内外へ安定した業務・サービス環境を提供することはもちろん、それらの拡充やAI活用に向けても、新しい力が期待されている。

「今後入社してくる仲間の話も楽しみ」

“新しい力”は一人だけで実現するわけではない。型にとらわれない発想を許容し、高め合う場。
これこそが会社の財産となっているのだ。


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