2021年5月11日
駅別中古マンション価格 / JR総武線③
2021年5月11日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年12月~21年2月までの3ヵ月間を集計
船橋や稲毛で取引活発
JR総武線(三鷹~千葉)の平均坪単価は219万円で、1年前から3.3%上昇。事例数は6965件(前年より1015件減)、平均築年数は27.4年(1年前26.9年)、平均専有面積57.17平方メートル(同57.43平方メートル)。今回掲載区間(市川~千葉)の最高値は市川の206万円。
都営地下鉄新宿線の始発・終着駅でもある本八幡は、前年の9.1%上昇から今期は1.7%の下落に転じた。築古化が進み、専有面積も2.31平方メートル縮小した。
西船橋と船橋、津田沼の平均坪単価は12~15%の上昇。全体的に事例数が減少傾向になる中、船橋と津田沼は事例数が前年よりも増え、取引が活発化している様子がうかがえる。
幕張は築古化が進み、平均坪単価は8.8%減の103万円となった。一方、新検見川は30.6%上昇し、64万円となった。面積の広い物件の取引が増えた模様。
稲毛も取引が活発で、事例数は400件を超え、価格は5.9%増だった。
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