2016年11月1日号 東急東横線②

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年6月〜16年8月までの3ヵ月間を集計

東急東横線(渋谷~横浜)の駅ごとに平均坪単価を算出した表

神奈川エリアは上昇基調

東急東横線(渋谷~横浜)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は248万円。1年前に比べて30万円、13.7%上昇した。事例数は4094件(前年より457件増)、平均築年数が23.1年(1年前23.2年)、平均専有面積は59.11平方メートル(同60.51平方メートル)だった。掲載駅における最高値は武蔵小杉の285万円。

武蔵小杉は前回15%超の上昇を見せたが、今回は2万円の上昇をほぼ横ばいだった。分譲時より上げた超高層物件もあるが、価格としては落ち着いてきた模様。

元住吉は堅調。2年前に比べると30万円を超す上昇。ファミリー物件が多数事例として出てきており、それらが上昇基調を引っ張っている。

事例数の多い日吉綱島も6%以上の上昇。築浅事例が値上がりに転じ、築古もさほどの下落となっていない。

妙蓮寺白楽反町横浜も上昇基調。前回下落した白楽反町も順調に回復。白楽では、ファミリー物件も多く出始めてきているようだ。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ