2016年8月16日号 京急本線①

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計

京急本線(泉岳寺~浦賀)の駅ごとに平均坪単価を算出した表

京急蒲田、上昇基調が継続

京急本線(泉岳寺~浦賀)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は172万円。1年前に比べて19万円、12.9%上昇した。事例数は5116件(前年より613件増)、平均築年数が21.6年(1年前21.5年)、平均専有面積は58.40平方メートル(同59.82平方メートル)だった。掲載駅における最高値は泉岳寺の330万円。

横浜市、横須賀市東部と東京都心を結ぶ路線。羽田空港へのアクセス線となっている。また、都営地下鉄浅草線、京成電鉄と乗り入れを行っていて、成田空港へもつながる。

最も上昇したのは鮫洲。ただし、事例数が少ないため、築浅物件が市場に出たことで60万円を超す上げ幅となり239万円となった。

大森海岸平和島も上昇基調。築古事例でも上昇しており、2駅とも200万円の大台を超えた。

梅屋敷は2年連続で下落。築古事例が少なくなり、築浅も出たのだが、その築浅で価格が下落している。

京急蒲田は上昇基調が継続。値下がりした事例がほとんどない状態だ。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ