2016年7月26日号 相鉄本線①

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計

相鉄本線(横浜~海老名)の駅ごとに平均坪単価を算出した表

平沼橋、築年若返り上昇

相鉄本線①(横浜~海老名)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は125万円。1年前に比べて10万円、8.5%上昇した。事例数は2263件(前年より50件増)、平均築年数が23.1年(1年前23.2年)、平均専有面積は60.53平方メートル(同61.13平方メートル)だった。掲載駅における最高値は横浜の197万円。

神奈川県の中心都市横浜駅と横浜市西部などを結ぶ通勤通学路線。将来、JR線(湘南新宿ライン)や東急東横線との直通電車を走らせる計画がある。

最も上昇したのは平沼橋。平均築年数が5年近くも新しくなり、26%の上昇を見せた。

上星川は100万円まで後一歩のところで横ばいが続いている。ファミリータイプが好調だ。

西谷はやや下げたが、築古事例が比較的多く出た分。築20年ほどの事例は値上がりしている。

横浜の次に事例数の多い鶴ヶ峰はやや上昇。築浅事例が出て、市場を引っ張った。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ