2025年2月18日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

西国分寺が200万円台に
JR武蔵野線(府中本町~西船橋)の平均坪単価は145万円で、1年前から3.5%、5万円下落した。事例数は3079件(前年より90件減)、平均築年数が29.9年(1年前28.1年)、平均専有面積は68.96平方メートル(同69.10平方メートル)。今回掲載区間(府中本町~越谷レイクタウン)の最高値は、越谷レイクタウンの207万円。
西国分寺は二桁上昇で200万円の大台に乗った。平均築年数が28.2年に若返り、路線平均を下回った。
同路線の中で最も事例数の多い武蔵浦和(455件)は、平均築年数がわずかに伸びたが、前期から1.6%の反転上昇となった。
一方で同駅の周辺は下落に転じた。西浦和は8.6%、南浦和は6.1%とそれぞれ下落した。どちらも平均築年数が3年ほど伸びた。
平均築年数が8年台で推移する越谷レイクタウンは堅調だ。今期も上昇が継続し、平均坪単価が上がっている。平均専有面積は74平方メートル台に拡大した。