2025年2月11日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

築浅化の千葉が二桁上昇
JR総武線(三鷹~千葉)の平均坪単価は255万円で、1年前から0.7%、2万円下落した。事例数は9721件(前年より1214件減)、平均築年数が32.0年(1年前30.4年)、平均専有面積は58.42平方メートル(同57.15平方メートル)。今回掲載区間(市川~千葉)の最高値は、本八幡の244万円。
市川~下総中山は反転上昇した。平均築年数が若返った市川と下総中山は2年前の水準に回復した。
西船橋は連続下落で141万円。築古事例の増加で下落幅も広がった。また、事例数が600件を超える船橋は下落が一服。東船橋と津田沼は8%台の下落に転じた。
幕張~西千葉はいずれも反転下落した。事例数が増えた新検見川、稲毛では平均築年数の上積みが見られる。
幕張本郷、千葉は二桁の大幅上昇となった。特に千葉は前期に続く二桁上昇で、2年前から39万円上昇した。近隣駅の平均築年数が30年を超える中、千葉は20年台まで若返った。