2024年05月28日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年12月~24年2月までの3ヵ月間を集計

武蔵小杉は坪370万円に上昇

東急東横線(渋谷~横浜)における平均坪単価は313万円で、1年前に比べて9万円上昇した。事例数は6037件(前年より166件増)、平均築年数は30.9年(1年前29.9年)、平均専有面積は59.10平方メートル(同57.22平方メートル)だった。今回掲載区間(武蔵小杉~横浜)における最高値は武蔵小杉の370万円。

武蔵小杉は好調。前期から上昇幅が拡大し370万円となった。もともと周辺駅と比べて築年の浅さが目立つが、今期は築浅事例が増加した。

綱島は今期もわずかながら上昇を維持し193万円。平均専有面積が拡大傾向で今期は73.43平方メートルとなった。

東急新横浜線(新横浜~日吉)の平均坪単価は198万円で、1年前に比べて4万円下落した。事例数は867件(前年より55件増)、平均築年数は29.1年(1年前27.9年)、平均専有面積は63.89平方メートル(同60.42平方メートル)だった。最高値は新綱島の247万円。

事例数が500件を超える日吉が反転下落したため、平均坪単価を押し下げた。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ