近畿圏は-0.3%の3,108万円と3ヵ月ぶり下落、中部圏は+10.6%と大きく上昇
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首都圏
10月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+4.8%の4,211万円と上昇した。東京都は-0.6%の6,674万円と下落。平均築年は前年同月から1年以上も進んでいるが、価格は上回っている。神奈川県は+12.6%の4,419万円と再び大きく上昇したものの、直近8月の価格を超えるには至らなかった。千葉県は+3.4%の2,980万円と4ヵ月ぶりに上昇した。埼玉県は-3.4%の2,919万円と下落。3,000万円台は続かなかった。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で-0.3%の3,108万円と3ヵ月ぶりの下落。主要府県では、大阪府が+6.9%の3,445万円と、築古化したものの上昇した。2024年10月が2,000万円台だったため、前年同月比は+15.1%の水準となっている。兵庫県は-3.8%の2,934万円と3ヵ月ぶりに下落した。京都府は-4.9%の4,410万円と下落。
愛知県
愛知県は+7.6%の3,244万円と上昇した。平均築年に大幅な若返りが見られる。中部圏(4県)全体では+10.6%の2,748万円と2ケタ上昇し、2014年4月の集計開始以降の最高価格。愛知県のほか三重県の上昇も影響した。
宮城県・福岡県
宮城県は+3.5%の2,600万円と上昇した。前年同月比は引き続きマイナスとなっている。福岡県は+13.9%の2,606万円と、前月からの反動もあり大きく上昇した。前年同月比では平均築年が+3.6年となり、価格は下回っている。

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