近畿圏は+5.0%の3,116万円と連続上昇、中部圏は-3.5%の2,484万円と下落
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首都圏
9月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-1.6%の4,018万円と下落した。東京都は+6.5%の6,716万円と上昇。平均築年が2年近く若返った。前年同月比の築年は同水準だが、価格は上回っている。神奈川県は-12.2%の3,925万円と、前月の反動で大きく下落した。千葉県は-0.4%の2,882万円と3ヵ月連続の下落。埼玉県は+7.4%の3,023万円と4ヵ月ぶりに上昇し、3,000万円台に乗せた。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で+5.0%の3,116万円と引き続き上昇した。主要府県では、大阪府が-4.3%の3,222万円と、築浅化が僅かながら連続で進行したものの下落。前年同月も下回った。兵庫県は+6.9%の3,050万円と連続上昇した。京都府は+10.4%の4,637万円と大きく上昇。京都市の上昇が影響したと見られる。
愛知県
愛知県は-3.2%の3,015万円と再び下落した。前月比・前年同月比ともに、平均土地面積が拡大したものの、築年数が進み価格が下落している。中部圏(4県)全体も同様で、-3.5%の2,484万円と下落した。
宮城県・福岡県
宮城県は-13.5%の2,513万円と3ヵ月ぶりに下落。大きく上昇した前月からの反動もあるが、年初来安値を更新した。福岡県は-10.3%の2,288万円と再び下落した。平均築年が同水準の7月の価格も下回っている。

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