近畿圏は+3.2%の3,791万円と5ヵ月ぶり上昇、中部圏は-2.4%の3,395万円

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首都圏

9月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.5%の4,730万円と再び下落した。前年同月比はプラスの水準を維持。都県別では東京都が-4.0%の5,740万円と下落。東京23区の上昇が続いた一方で戸数シェアは縮小しており、都下の下落も影響したと見られる。神奈川県は+2.0%の5,173万円と上昇が続いた。千葉県は-2.7%の4,003万円と3ヵ月連続で下落し、下落幅も拡大している。平均土地・建物面積が、前月比と前年同月比ともに縮小した。埼玉県は-0.8%の3,975万円と下落。4,000万円台は継続しなかった。

近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は+3.2%の3,791万円と5ヵ月ぶりに上昇へ転じた。主要府県別では、大阪府が+6.5%の4,174万円と、3ヵ月ぶりに4,000万円台に乗せている。兵庫県は+5.3%の3,861万円と上昇したが、依然として前年同月を下回っている。京都府は-3.5%の4,167万円と前月の反動もあり下落した。

愛知県

愛知県の平均価格は-3.4%の3,557万円と3ヵ月ぶりに下落した。中部圏(4県)は-2.4%の3,395万円と連続下落し、愛知県含め前年同月を下回っている。

宮城県・福岡県

宮城県は+4.1%の3,713万円と再び上昇した。直近の7月の価格は僅かに下回ったが、前年同月比は拡大している。福岡県は-1.4%の3,621万円と下落が続いた。前年同月比も引き続きマイナスの水準にある。

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