近畿圏は+0.8%の2,966万円、中部圏は-0.1%の2,486万円と僅かながら3ヵ月連続の下落
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首都圏
5月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+5.0%の4,124万円と4ヵ月ぶりに上昇した。平均築年が同じ前年同月と比較すると+9.2%の水準にある。東京都は+12.4%の6,804万円と大きく上昇し、2014年4月の集計開始以降で最高価格となった。神奈川県は+5.1%の4,247万円と4ヵ月ぶりに上昇した。千葉県は平均築年が2年近く進み、-4.9%の2,889万円と下落。埼玉県は平均築年が進んだものの+7.3%の3,003万円と上昇し、3,000万円台に乗せた。5月は千葉県を除く3都県で前月から5%以上価格が上昇。首都圏全体では平均築年が進んだものの、価格は上昇する結果となった。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で+0.8%上昇の2,966万円となった。主要府県では、大阪府が+5.9%の3,231万円で、平均築年が前月と同程度でありながら上昇した。兵庫県は+1.8%の2,873万円と3ヵ月ぶりの上昇。京都府は-4.2%の4,108万円と下落したが、4,000万円台で依然高い水準にある。
愛知県
愛知県は+2.0%の3,030万円と3ヵ月ぶりに上昇した。前年同月比では築年数が上回っているものの、価格は上昇している。中部圏(4県)全体では-0.1%の2,486万円で、僅かながら3ヵ月連続下落となった。
宮城県・福岡県
宮城県は-4.0%の2,713万円と下落した。前年同月比では、築古化しているにもかかわらず価格は上回る状況が続いている。
福岡県は+0.2%の2,500万円と連続の上昇。平均築年が同じ3月の価格を上回った。

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