三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格月別推移

6月 首都圏 前月比+3.0%の5,851万円、全域での強含み&東京都の事例シェア拡大が追い風に
近畿圏は主要エリアの押し上げで2ヵ月ぶりに上昇 中部圏は7ヵ月連続のプラス

2025年6月の首都圏中古マンション価格は、全域での強含みに加えて東京都の事例シェア拡大も追い風となり、前月比+3.0%の5,851万円と11ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+2.6%の8,826万円と14ヵ月連続のプラス、神奈川県(+2.0%、4,015万円)は集計開始以来で初の4,000万円台に達した。また、埼玉県(+1.8%、3,013万円)や千葉県(+0.9%、2,816万円)でも前年同月比の上昇率が軒並み拡大している。

近畿圏平均は主要エリアが揃って強含んだために、前月比+1.9%の3,128万円と2ヵ月ぶりに上昇して4月に記録した直近のピークを再び上回った。大阪府では築浅事例の増加も相俟って+2.5%の3,600万円となり、昨年末からは上昇基調を維持している。一方、兵庫県では+0.9%の2,484万円と2ヵ月ぶりに上昇したが、4月の水準には届かなかった。

中部圏平均は前月比+0.2%の2,333万円、愛知県では-0.4%の2,454万円と、それぞれ異なる動きを見せたものの、前年同月比の上昇率はともに4%台前後とさほど変わらない。

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