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Try
# 04

そこにしかない個性を見極める。
マンションを訪ね歩く調査員たちのTry

利用者が簡単 な情報を入力するだけで、マンションの実勢価格を短時間で算出することができる東京カンテイの「マンション評価・査定システム」。多くの金融機関や不動産会社で利用され、スタンダードな価格算出ツールとして機能している。

なぜ、業界のスタンダードツールとして機能しているのか。営業マンが自信をもって伝える東京カンテイの優位性の一つが「実査」である。


マンションの価格を決める要素にはどのようなものがあるか?
自分が住みたい家を考えてみてほしい。基本的な物件のスペック、交通条件、周辺施設等、机上で確認できること以外にも、その場所に行かなければ分からない物件ごとの様々な個性があるのではないか。
机上調査に加え、現地に赴いて生の情報を収集し、「物件ごとの個性」を重要な価格構成要因としてサービスに反映しているのが東京カンテイの大きな特徴であり、データベースに厚みと説得力を持たせるその重要な役割を担うのが、データベース部不動産調査課だ。

「たくさんの現地調査を通して相対的に判断していく必要があります」

不動産調査課では、独自の調査を行い各物件に「マンションポイント」を設定している。

「立地面だけをみても、マンションが建つ場所が、どのようなエリアなのかを把握しておくことがまずは大切です。そして実際に歩いてみて、最寄駅からのまち並みを目で見て、騒音の有無を耳で確かめて、雰囲気を体感して、ポイントを設定していきます」そのほか建物についても、パンフレット等の情報をベースに、実際の日照、眺望、質感、維持管理状態など、様々な項目が現地での調査対象となる。

また、マンションポイント は対象のマンション1棟だけを調べて決まるものではない。
「調査項目の重要度は、地域の特性や、マンションの特性によっても異なり複雑に絡み合っています。そのため、たくさんの現地調査を通して相対的に判断していく必要があります。」
調査員は毎回丸一日かけて、数十キロ、数万歩を歩く。
そうして年間約1万棟(2024年4月~2025年3月実績値)ものマンションの現地調査をしている。

現地調査は首都圏や近畿圏の主要地域、政令指定都市の一部で行われているが、東京カンテイが情報を保有する全国のマンションについて、マンションポイントは設定されている。
「現地調査地域外のマンションに対しても、カタログや取引事例などを参照しながらポイントを設定し、定期的に見直しを行います。地方の主要都市については定期的に訪問し主なマンションの調査とエリア特性・状況把握を行っています」
現在の価格相場だけでなく、近隣の開発状況や設備のトレンドなども踏まえて、評価の目線は更新されていく。


体力的には大変な業務が多い。それでも調査員は「マンションが好き」だと言う。

「新しい発見を通して知見が広がっていく感覚も楽しんでいます」

「マンション、地域は本当に千差万別で、新しい発見を通して知見が広がっていく感覚も楽しんでいます。調査を重ねていく中で、だんだんと目の付け所が分かってきて、自分がつけるマンションポイントにも自信を持って説明できるようになっていきます」

マンション好きのマンションプロである調査員が、知識のアップデートを欠かさず、たくさんの現地情報を踏まえて考え抜くからこそ、他には真似できない「マンションポイント」なのだ。

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