2017年2月7日号 京王井の頭線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は16年9月?16年11月までの3ヵ月間を集計

西永福、浜田山は上昇

京王井の頭線(渋谷~吉祥寺)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は282万円。1年前に比べて11万円、3.8%上昇した。事例数は1730件(前年より1件減)、平均築年数が22.8年(1年前22.0年)、平均専有面積は58.80平方メートル(同57.37平方メートル)だった。掲載駅における最高値は渋谷の397万円。

前年の数値が前々年に比べて全駅で1割から2割以上上昇しており、さすがに反動で多くの駅で下落した。

下北沢は、前年築浅事例の増加により、35%と大幅な上昇だったが、今回は築古事例が増えたことで、15%下落した。それでも2年前に比べて30万円ほど高い。

東松原も同じく15%下落。こちらも築古が多くなったことと総事例数が少ないため、一部の事例に影響された。

西永福、浜田山は上昇傾向が続いている。特に西永福は2年前に比べて40万円以上上昇している。築10年内の事例で値上がりした。

吉祥寺は上昇基調で、250万円台もうかがう勢いだ。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ