2025年10月21日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は25年1月~25年3月までの3ヵ月間を集計

高騰の浜松町が1千万円突破
東京モノレール羽田線(浜松町~羽田空港第2ターミナル)の平均坪単価は785万円で、1年前に比べて239万円上昇した。事例数が300件(前年より22件減)、平均築年数が15.2年(1年前17.9年)、平均専有面積は60.91平方メートル(同64.91平方メートル)。浜松町は前期の38%台を上回る43%台の大幅上昇。築浅化が進み、1000万円の大台に乗った。
ゆりかもめ(新橋~豊洲)の平均坪単価は677万円で1年前から179万円上昇。事例数が1140件(前年より298件増)、平均築年数が16.5年(1年前15.8年)、平均専有面積は72.34平方メートル(同70.43平方メートル)。汐留、豊洲などが大幅上昇し、全体平均を大きく押し上げた。
東京臨海高速鉄道りんかい線(新木場~大崎)の平均坪単価は546万円で、1年前から108万円上昇。事例数が845件(前年より106件減)、平均築年数が19.8年(1年前19.7年)、平均専有面積は60.35平方メートル(同60.84平方メートル)。各駅が二桁上昇した。