2025年9月23日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は25年1月~25年3月までの3ヵ月間を集計

掲載7駅が20%超の上昇
東京メトロ半蔵門線(渋谷~押上)における平均坪単価は655万円で1年前に比べて172万円、35.6%上昇した。事例数は1930件(前年より549件減)、平均築年数が27.1年(1年前28.4年)、平均専有面積は61.13平方メートル(同56.84平方メートル)。最高値は青山一丁目の1187万円。
今回掲載した駅のうち、7駅が20%を超える大幅な上昇率を示した。渋谷、表参道はそれぞれ前期から40%台の上昇で、平均坪単価は858万円、920万円となった。同路線最多事例の渋谷(今期465件)は事例が若返り、平均築年数は26.5年となった。表参道も事例が築浅化すると共に、平均専有面積が73平方メートル台に拡大した。
青山一丁目は前期比57%台の上昇により、1000万円の大台をはるかに上回った。この2年間で556万円も上昇している。
隅田川以東の清澄白河~錦糸町もそれぞれ二桁上昇となり、前期の停滞ムードから一転した。