2025年7月22日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は25年1月~25年3月までの3ヵ月間を集計

渋谷は坪275万円の急上昇
東京メトロ銀座線(渋谷~浅草)の平均坪単価は690万円。1年前に比べて173万円、33.6%上昇した。事例数は1650件(前年よりも407件減)、平均築年数が26.8年(1年前は28.1年)、平均専有面積は59.53平方メートル(同56.53平方メートル)だった。今回掲載区間の最高値は青山一丁目の1187万円。
多くの駅が前期から大きく上昇する中、渋谷と表参道は40%を超える上昇。事例の築浅化が進み、前期からそれぞれ200万円後半の上昇となった。
青山一丁目は前期から57%台の上昇となり、平均坪単価は1187万円となった。事例数が92件と前期からやや増加する中で、平均専有面積は99平方メートル台まで拡大した。
赤坂見附~末広町は事例数が50件未満のため、個別事例の影響で増減幅が大きくなりやすい。平均専有面積が87平方メートル台まで拡大した溜池山王は91%台の上昇で坪985万円となった。上野、田原町は21%、40%の上昇でそれぞれ坪400万円の大台を突破した。