2016年8月30日号 京急本線③

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計

京急本線(泉岳寺~浦賀)の駅ごとに平均坪単価を算出した表

横須賀中央は100万円割れ

京急本線(泉岳寺~浦賀)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は172万円。1年前に比べて19万円、12.9%上昇した。事例数は5116件(前年より613件増)、平均築年数が21.6年(1年前21.5年)、平均専有面積は58.40平方メートル(同59.82平方メートル)だった。掲載駅における最高値は能見台の112万円。

屏風浦京急富岡能見台は下落。いずれも築古物件が増えたことによるもので、特に能見台は10%近く下落した。

金沢文庫は2年連続で1%ほどの下落。築10年前後と20年以内のファミリー型が上昇したが、築古事例が増えたことで、築年数が3年増加し、全体として下落となった。

金沢八景は上昇。ファミリー型の人気が増え、3%ほどの上昇となった。

今回の掲載駅では金沢文庫に次ぐ事例数がある横須賀中央は下落。ここ2年100万円の大台をキープしていたが、築年数の増加と専有面積が広くなったことで、坪単価が下落した。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ