2025年3月25日号

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

北習志野が二桁上昇

新京成電鉄(松戸~京成津田沼)の平均坪単価は115万円で、1年前と比べて3.2%、4万円下落した。事例数は1612件で、前年よりも214件減少。平均築年数は31.4年(1年前30.4年)、平均専有面積68.42平方メートル(同69.08平方メートル)。今回掲載区間(滝不動~京成津田沼)の最高値は京成津田沼の139万円。

滝不動高根公団はどちらも二桁の反転下落で、平均坪単価が100万円を下回った。両駅とも事例の築古化が進んだ。

北習志野は坪119万円となった。前期から平均築年数は4.4年若返り、二桁上昇に転じた。

習志野薬園台前原は連続下落でいずれも坪100万円を下回った。薬園台、前原は下落幅が前期より拡大している。

前期で二桁下落した京成津田沼は坪139万円。平均築年数は34.2年と前期から2.7年若返り、9%台の上昇に転じたが、2年前の水準には回復していない。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ