2016年7月5日号 横浜市営地下鉄ブルーライン①

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計

横浜市営地下鉄(あざみ野~湘南台)の駅ごとに平均坪単価を算出した表

新横浜はコンパクトが好調

横浜市営地下鉄(あざみ野~湘南台)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は144万円。1年前に比べて14万円、10.7%上昇した。事例数は4479件(前年より151件増)、平均築年数が21.2年(1年前21.3年)、平均専有面積は61.13平方メートル(同平方メ62.93ートル)だった。掲載駅における最高値はセンター北の185万円。

横浜の中心部とベッドタウンを結ぶ路線で、多くの駅でJRや私鉄と乗り換えられ、利便性が高い。

今回掲載分の駅は、一部を除いて上昇基調。事例数が少ない北新横浜を除くと、三ツ沢下町が25%を超える上昇でナンバー1の上昇率。

あざみ野は2年前から約10万円ずつ上昇。築20年前後の事例が多数出ている。

事例数が最も多いのは新横浜。コンパクト型が多く出ており、こちらは2年前から10%ずつ上昇して、180万円台となっている。

三ツ沢上町三ツ沢下町は堅調。いずれも平均専有面積が70平方メートルを超えており、ファミリー型の人気が高い。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ