2025年3月4日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

馬喰町が400万円の大台に
JR総武本線(東京~四街道)の平均坪単価は179万円で、1年前から2.9%、5万円下落した。事例数は3561件(前年より166件減)、平均築年数は30.9年(1年前29.3年)、平均専有面積は65.22平方メートル(同63.94平方メートル)。同区間の最高値は、東京の641万円。
東京と新日本橋は二桁上昇。ただ、事例数が20件台と少ないため、個別事例の影響が出やすい状況だ。
馬喰町は坪406万円となった。平均築年数の上積みが見られるが、路線平均より若い20年台前半で推移している。今期は二桁上昇で、400万円の大台に乗った。
事例が多い新小岩(今期452件)も9%台の上昇で、坪205万円となった。
津田沼、稲毛は反転下落で、2年前の水準となった。事例の築古化により、平均築年数が3~4年かさんだ。
千葉は二桁上昇を維持し坪180万円となった。事例数は320件(前期266件、前々期181件)と増加傾向。平均築年数も若返った。