2024年10月08日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年4月~24年6月までの3ヵ月間を集計

築浅化の小川が二桁上昇
西武池袋線(池袋~飯能)における平均坪単価は202万円で、1年前に比べて2万円下落した。事例数は3882件(前年より109件減)、平均築年数は31.3年(1年前31.2年)、平均専有面積は57.23平方メートル(同55.05平方メートル)だった。今回掲載区間(西所沢~飯能)の最高値は西所沢の134万円。
小手指は連続下落で108万円。築年の上積みにより、前期から下落幅が拡大した。
飯能は二桁の反転上昇で84万円となった。築浅事例の増加により、平均築年数が4.7年も若返った。
西武拝島線(小平~拝島)の平均坪単価は122万円で、1年前に比べて1万円上昇した。事例数は751件(前年より279件増)、平均築年数は29.7年(1年前28.9年)、平均専有面積は69.24平方メートル(同66.25平方メートル)だった。最高値は小川の164万円。小川は同路線内で事例数が最も少ない60件台で推移。ただ、平均築年数は若く、今期は築浅化が進み、平均坪単価も二桁の大幅上昇となった。