2024年02月06日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月~10月までの3ヵ月間を集計

二俣川は築40年台で推移
相鉄いずみ野線(二俣川~湘南台)における平均坪単価は138万円で1年前に比べて3万円下落した。事例数は602件(前年より84件増)、平均築年数が34.2年(1年前は32.0年)、平均専有面積は66.23平方メートル(同65.76平方メートル)。同区間における最高値は緑園都市の165万円。ファミリー向け物件の多い路線だ。
二俣川は前期の8.7%の上昇が一服し、平均坪単価は123万円となった。同路線の中で最多事例の278件で前期からも増加した。平均築年は40年台に乗っており、同路線の中でも築古物件が多いエリアだ。平均専有面積は60平方メートル前後で推移している。
南万騎が原は二桁の反転上昇で145万円。前期から事例数が倍増する中でわずかながら築浅化が進み、平均築年数が23.6年となった。
湘南台は二桁の反転下落で160万円。築古物件の事例増により、大きく下落した。
緑園都市~いずみ中央の各駅は事例数が20~30件程度のため、前期からの変動幅が大きくなっている。