2022年11月8日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年5月~7月までの3ヵ月間を集計

飯能、前年に続き大幅上昇

西武池袋線(池袋~飯能)における平均坪単価は204万円で、1年前に比べて28万円、15.8%上昇した。事例数は3139件(前年より513件増)、平均築年数は30.4年(1年前28.7年)、平均専有面積は52.00平方メートル(同55.04平方メートル)だった。今回掲載区間(西所沢~飯能)における最高値は西所沢の124万円。

今回掲載区間の中で唯一下落となったのが小手指(5.0%下落)。

飯能は前年に続き30%近い上昇となった。築浅物件の取引が増えた。 

西武拝島線(小平~拝島)における平均坪単価は113万円で、1年前に比べて12万円、12.2%上昇した。事例数は423件(前年より72件増)、平均築年数は29.2年(1年前26.5年)、平均専有面積は63.70平方メートル(同63.2平方メートル)だった。最高値は小平の135万円。

全駅で前年比上昇した。特に東大和市武蔵砂川西武立川拝島では二桁上昇となった。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ