2022年7月5日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年2月~4月までの3ヵ月間を集計

武蔵小杉は13%増

東急東横線(渋谷~横浜)における平均坪単価は303万円で、1年前に比べて24万円、8.7%上昇した。事例数は4615件(前年より522件増)、平均築年数は28.8年(1年前27.5年)、平均専有面積は54.98平方メートル(同59.64平方メートル)だった。今回掲載区間(武蔵小杉~横浜)における最高値は武蔵小杉の346万円。

平均築年数が12.2年で築浅物件の取引が多い武蔵小杉は13.1%の上昇。日吉も18.5%もの大幅上昇となった。綱島は7.1%増で200万円が目前に迫る。平均専有面積が小さくなり、今期は60.35平方メートルだった。

前期は二桁増だった妙蓮寺は、3.7%のマイナスに。平均築年数が38.5年で、前期に比べて10年近くかさんだことが影響した。

白楽は横ばい。反町は0.9%減の微減だった。

今回掲載区間で最も事例数の多い横浜は12.8%の上昇で、200万円台半ばまで到達。平均専有面積は年々縮小している。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ