2022年3月15日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年10月~12月までの3ヵ月間を集計

新横浜は反転上昇
横浜市営地下鉄ブルーライン(あざみ野~湘南台)における平均坪単価は180万円で1年前に比べて19万円、11.7%上昇した。事例数は4082件(前年より390件減)、平均築年数が27.0年(1年前は25.8年)、平均専有面積は58.55平方メートル(同62.07平方メートル)。今回掲載区間(あざみ野~三ツ沢下町)における最高値はセンター南の237万円。
横浜の中心部とベッドタウンを結ぶ路線。
あざみ野は反転上昇。近年、事例数は130件台を維持していたが、今回は98件となり100件を下回った。
中川、センター北、センター南は堅調に推移し、二桁の上昇となった。仲町台は10.2%の下落。これは築古事例の割合が増えたため。
今回掲載区間の中で取引事例が最多の新横浜は、反転上昇した。岸根公園と片倉町は下落。三ツ沢上町は11.4%増で、前期に続き二桁の上昇となった。三ツ沢下町も7.0%の上昇。ただ事例数が27件で少ない。