2020年1月21日号 東京メトロ有楽町線②、副都心線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年5月〜19年7月までの3ヵ月間を集計

渋谷が上昇、400万円目前

東京メトロ有楽町線(新木場~和光市)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格および事例数、平均築年数、平均専有面積は前号で掲載したため省略。今回掲載区間(池袋~和光市)における最高値は池袋の278万円。

和光市は堅調。前期の二桁上昇から上昇幅は縮小したが、4%台の上昇となった。平均専有面積は70平方メートル超でファミリー向けが中心。

東京メトロ副都心線(渋谷~和光市)における坪当たりの平均価格は277万円で、1年前に比べて6万円上昇した。事例数は2687件(前年より19件減)、平均築年数が27.5年(1年前25.6年)、平均専有面積は48.52平方メートル(同50.30平方メートル)。同区間の最高値は渋谷の399万円。

東新宿は反転上昇。平均築年数は路線平均を上回る30年超だが、事例数は317件(前期262件、前々期172件)と増加傾向にある。

前期に微減した渋谷は3%台の上昇となった。築年数は上積みされたものの、平均坪単価は400万円目前だ。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ