2019年10月8日号 都営地下鉄大江戸線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年5月〜19年7月までの3ヵ月間を集計

築浅増の青山一丁目が上昇
都営地下鉄大江戸線(光が丘~新宿〈放射部〉、新宿~都庁前〈環状部〉)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は334万円。1年前に比べて12万円、3.5%上昇した。事例数は6708件(前年より28件増)、平均築年数が22.1年(1年前21.4年)、平均専有面積は53.15平方メートル(同54.07平方メートル)。今回掲載駅(赤羽橋~光が丘)における最高値は青山一丁目の671万円。
青山一丁目は大幅上昇。築浅で広めのファミリータイプの事例が増加し、平均専有面積も前期から10平方メートル以上拡大して79.11平方メートルとなった。
代々木は好調。平均築年は30年前後で推移しながら6%台の上昇を維持し、平均坪単価は336万円となった。
都庁前から練馬までの区間は前期の上昇が一服(落合南長崎は除く)し、下落に転じた。特に西新宿五丁目は築古事例が増加した。中野坂上は5%台の下落で、2年前と同水準の241万円となった。
光が丘は下落基調。築年数の上積みが進んだ。