2019年3月5日号 JR川越線、東北本線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年10月〜18年12月までの3ヵ月間を集計

川越が上昇、事例も増加

JR川越線(大宮~川越)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は111万円。1年前に比べて5万円、4.1%下落した。事例数は1084件(前年より110件増)、平均築年数が25.3年(1年前23.4年)、平均専有面積は64.98平方メートル(同63.61平方メートル)。掲載区間内の最高値は大宮の137万円。

大宮は反転下落で2年前の水準となった。一方、全国有数の巨大ターミナル駅であり、駅周辺では大門2丁目中地区の再開発プロジェクトなどの工事が進行している。

川越は好調。前期から上昇幅は縮小したが、今期も5%の上昇。事例数も262件(前期比63件増)と増加傾向。

JR東北本線(大宮~小山)における平均坪単価は103万円で、1年前から横ばい。事例数は1190件(前年より130件減)、平均築年数が23.4年(1年前21.4年)、平均専有面積は70.01平方メートル(同70.60平方メートル)。最高値は大宮の137万円。

東鷲宮は築浅物件の割合が減少し、17%台の大幅下落。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ