2018年11月27日号 京王線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年7月〜18年9月までの3ヵ月間を集計

笹塚、カップル向け事例増
京王線(新宿~京王八王子)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は186万円。1年前に比べて4万円、2.2%上昇した。事例数は3429件(前年より158件減)、平均築年数が25.6年(1年前24.0年)、平均専有面積は58.22平方メートル(同56.78平方メートル)。今回掲載区間内の最高値は新宿の309万円。
笹塚は堅調。都心への利便性もよく、単身者やカップル向けが中心。築年数が上積みされたが、事例数は200件超に増加し、平均坪単価は11万円の上昇となった。
明大前は横ばい。事例はコンスタントに120件以上あるが、今期は築古物件の割合が増えた。
桜水上は堅調。前期から上昇幅は縮小したが、緩やかに上昇している。平均専有面積は約7平方メートル拡大した。
それ以外では、上北沢が二桁上昇し、八幡山も8%台の上昇と好調だった。
仙川、つつじヶ丘、柴崎の各駅はファミリー向けの物件が中心。前期からの反転増で二桁上昇となった。