近畿圏は-5.2%の2,947万円と連続の下落、中部圏は前月の反動で-13.7%
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首都圏
11月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-3.1%の4,081万円と下落した。東京都は-2.1%の6,533万円と連続の下落。前年同月比では、築古化の一方で価格は上回る状況が続いている。神奈川県は-0.7%の4,388万円と下落した。小幅ながら前年同月は上回った。千葉県は-3.3%の2,881万円と再び下落。前年同月比もマイナスとなった。埼玉県は築古化したものの+1.7%の2,970万円と上昇した。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で-5.2%の2,947万円と連続で下落した。主要府県では、大阪府が+2.0%の3,514万円と上昇が続いた。前年同月比は引き続き10%を超える水準となっている。兵庫県は+0.1%の2,937万円と僅かだが上昇した。京都府は-23.7%の3,367万円と連続の下落。平均土地面積の縮小などが見られ、下落率は大きく拡大している。
愛知県
愛知県は-11.6%の2,867万円と大きく下落した。平均築年が前月の反動もあり4年以上進んでいる。中部圏(4県)全体で見ても-13.7%の2,371万円と下落した。
宮城県・福岡県
宮城県は+11.3%の2,893万円と連続上昇した。上昇率は、前月比・前年同月比ともに10%を超えている。いずれも築年数が2年近く若返っている。福岡県は-5.8%の2,454万円と下落。前年同月は引き続き下回った。

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