近畿圏は+0.8%の3,831万円と3ヵ月連続の上昇、中部圏は名古屋市が高水準に

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首都圏

11月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.2%の4,742万円と下落した。都県別では、東京都が+2.0%の5,877万円と連続の上昇。東京23区で大きく上昇したことが影響した。神奈川県は-6.2%の4,987万円と4ヵ月ぶりに下落した。千葉県は+0.8%の4,093万円と上昇が続いた。埼玉県は-2.8%の3,940万円と下落した。神奈川県が比較的大きく下落し、戸数は増加したことで、首都圏全体では前月比マイナスを示したと考えられる。前年同月は引き続き全都県で上回っている。

近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は+0.8%の3,831万円と3ヵ月連続で上昇した。主要府県別では大阪府が-3.9%の3,994万円と下落が続いた。4,000万円を割り込み、前年同月比もマイナスに振れた。兵庫県は+1.4%の3,911万円と上昇し、2014年4月の集計開始以降の最高価格となっている。神戸市と西宮市で高額事例が見られた。京都府は+0.5%の4,004万円と3ヵ月ぶりに上昇した。

愛知県

愛知県の平均価格は+2.2%の3,764万円と連続の上昇。中部圏(4県)も+2.0%の3,563万円と上昇が続いた。前年同月比は引き続きプラス。

宮城県・福岡県

宮城県は+6.3%の3,636万円と上昇したものの、前年同月を上回るには至らなかった。福岡県は+2.4%の3,743万円と続伸。戸数は福岡市のほか、筑紫野市や大野城市などで増加した。

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