近畿圏は+0.3%の3,802万円と小幅な上昇、中部圏は3ヵ月ぶりの上昇
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首都圏
10月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+1.5%の4,802万円と上昇した。都県別では、東京都が+0.3%の5,759万円と上昇。戸数シェアの大きい都下での上昇が影響した。神奈川県は+2.8%の5,318万円で3ヵ月連続の上昇となった。千葉県は+1.4%の4,061万円と4ヵ月ぶりに上昇。埼玉県は+2.0%の4,055万円と上昇し、再び4,000万円台に載せた。10月は全都県で上昇。前年同月比は引き続きプラスの水準で推移している。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は+0.3%の3,802万円と続伸するも、上昇率は縮小した。主要府県別では大阪府が-0.4%の4,158万円と下落している。兵庫県は-0.1%の3,858万円と僅かに下落。前年同月を上回った。京都府は-4.4%の3,984万円と下落が続き、3ヵ月ぶりの3,000万円台となっている。10月は主要府県が軒並み下落したが、戸数シェアの変動などにより全体では小幅な上昇が続いたと考えられる。
愛知県
愛知県の平均価格は+3.5%の3,683万円と上昇した。中部圏(4県)は+2.9%の3,493万円と3ヵ月ぶりに上昇。いずれも前年同月を上回っている。
宮城県・福岡県
宮城県は-7.8%の3,422万円と下落し年初来安値を更新。前年同月も下回った。福岡県は+1.0%の3,657万円と3ヵ月ぶりに上昇し、前年同月比もプラスの水準となっている。

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