近畿圏は-1.4%の3,733万円、中部圏は+0.1%の3,392万円と僅かだが3ヵ月連続上昇

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首都圏

5月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.4%の4,740万円と3ヵ月ぶりに下落した。都県別では東京都が-5.9%の5,686万円と3ヵ月ぶりの下落。前年同月比で2ケタ上昇していた前月から水準を大きく落とし、年初来安値を更新した。神奈川県は-0.8%の5,089万円と連続で下落した。千葉県は+1.4%の4,007万円と上昇し、再び4,000万円台に乗せた。3月に更新した2014年4月集計開始以降最高価格を、僅かではあるが上回っている。埼玉県は+0.5%の3,982万円と3ヵ月連続の上昇。特に東京都の下落が影響し、首都圏全体が下落したものの、前年同月比は5%台を維持している。

近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は-1.4%の3,733万円と下落した。主要府県別では、大阪府が-6.6%の3,921万円と下落し、前年同月も下回った。兵庫県は+2.1%の3,841万円と再び上昇した。神戸市は下落したが、伊丹市や宝塚市などの上昇が影響したと見られる。京都府は+6.3%の4,412万円と連続で上昇した。

愛知県

愛知県の平均価格は+0.4%の3,563万円で3ヵ月連続上昇となった。中部圏(4県)も+0.1%の3,392万円と僅かだが3ヵ月連続で上昇している。

宮城県・福岡県

宮城県は-1.0%の3,709万円と4ヵ月ぶりに下落した。前年同月比も縮小したが、依然として高い水準にある。福岡県は-2.8%の3,692万円と下落し、前年同月比でも水準を落としている。

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