近畿圏は+0.9%の2,963万円と反転上昇、中部圏は-1.5%の2,636万円と下落に転じる
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首都圏
3月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-1.1%の4,030万円と連続で下落した。4,000万円台が続いており、前年同月比は高い水準を示している。東京都は+1.9%の6,499万円と反転上昇。前年同月比では築年数が-1.8年となっていることもあり、価格は大きく上回っている。神奈川県は-4.0%の4,236万円と連続で下落した。千葉県は-0.4%の2,895万円と下落に転じた。埼玉県は+2.0%の2,941万円と反転上昇。東京都が上昇に転じたが、神奈川県と千葉県が下落。首都圏全体では僅かに築年数が若返ったものの下落が続いた。ただし、前年同月比は引き続き全都県でプラスである。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で+0.9%の2,963万円と反転上昇した。主要府県では、大阪府が+2.9%の3,286万円と上昇に転じた。前月から築年数が1年以上若返ったが、1月の価格は下回っている。兵庫県は-1.7%の2,922万円と4ヵ月ぶりに下落した。京都府は+0.2%の3,547万円と僅かに反転上昇。
愛知県
愛知県は-0.3%の3,164万円と下落に転じた。平均土地面積は前月から5%以上拡大した。中部圏(4県)全体も-1.5%の2,636万円と下落に転じた。いずれも前年同月比では+8%台となっている。
宮城県・福岡県
宮城県は+2.6%の2,743万円と反転上昇した。前年同月比では築年数が大きく進んでいるものの、価格は上回っている。
福岡県は-6.8%の2,440万円と反転下落。築年数が2年以上進んだ。

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