近畿圏は-1.1%の2,938万円と4ヵ月ぶり下落、中部圏は+1.1%の2,676万円と連続上昇

詳細PDFはこちら
kodatecyuko202502.pdf

首都圏

2月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-1.5%の4,075万円と4ヵ月ぶりに下落した。前年同月比はプラスを維持したが、1%を下回った。東京都は-2.4%の6,376万円と反転下落。神奈川県は-2.6%の4,412万円と7ヵ月ぶりの下落となった。千葉県は+0.6%の2,906万円と連続上昇。埼玉県は-0.3%の2,883万円と反転下落。全都県が上昇した前月から打って変わって、2月は千葉県を除き下落。築年数は軒並み若返ったが、東京都や神奈川県では平均土地・建物面積が縮小している。

近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で-1.1%の2,938万円と4ヵ月ぶりに下落した。主要府県では、大阪府が-5.2%の3,193万円と反転下落したが、前年同月比で見れば比較的高い水準にある。兵庫県は+2.2%の2,972万円と3ヵ月連続で上昇した。京都府は-10.5%の3,539万円と大きく反転下落した。前月からの反動で築年数が進んだほか、平均土地面積が5%ほど縮小した。

愛知県

愛知県は+1.8%の3,172万円と連続で上昇したものの、前年同月比は依然としてマイナスの水準となっている。平均土地面積は前月比・前年同月比ともに縮小。中部圏(4県)全体も上昇が続いた一方で、前年同月比ではマイナスに転じた。

宮城県・福岡県

宮城県は-5.4%の2,673万円と下落に転じた。前年同月比はプラスを維持したが、大きく水準を落としている。
福岡県は+1.2%の2,618万円と連続上昇。築年数が1年以上若返った。

主要都市圏月別中古一戸建て供給動向を示す表です

詳細PDFはこちら
kodatecyuko202502.pdf