近畿圏は+4.9%の3,790万円と反転上昇、中部圏は-6.4%の3,314万円と4ヵ月ぶりに下落へ転じる
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首都圏
2月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.2%の4,663万円と5ヵ月ぶりに下落。都県別では東京都が-4.3%の5,700万円と5ヵ月ぶりの下落となった。戸数の増加率が首都圏の中で最も高く供給シェアも拡大した。前年同月比は+9.3%と高い水準が続く。神奈川県は-1.8%の5,051万円と4ヵ月ぶりの下落だが、5,000万円台は維持した。千葉県は+2.4%の3,903万円と4ヵ月ぶりに上昇した。前年同月比も1%台から上昇している。埼玉県は-3.0%の3,795万円と再び下落に転じた。戸数は全都県で増加。首都圏全体では昨年11月の水準をやや上回り3,000戸に迫るが、前年同月比では大きくマイナスを示している。
近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は+4.9%の3,790万円と3ヵ月ぶりの上昇となった。主要府県別では、大阪府が+2.0%の3,984万円、兵庫県が+6.1%の3,875万円、京都府が+16.3%の4,261万円と、軒並み上昇に転じている。
愛知県
愛知県の平均価格は-6.7%の3,479万円と4ヵ月ぶりに下落した。中部圏(4県)も-6.4%の3,314万円と4ヵ月ぶりの下落。戸数は前月からさらに減少し、前年同月比で見ても大きく水準を落としている。
宮城県・福岡県
宮城県は+3.9%の3,686万円と反転上昇した。戸数は前月の反動で大きく増加したが、前年同月比で見れば-44.0%となっている。福岡県は+1.1%の3,752万円と連続上昇し、前年同月比も上昇率が拡大した。

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