三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
首都圏8月 前月から概ね横ばいの3,857円/㎡で上昇一服、周辺3県での弱含みが影響
近畿圏は大阪エリアでの弱含みや事例シェア縮小などで下落傾向 中部圏は目立った変動なし
2025年8月の首都圏・分譲マンション賃料は、周辺3県での弱含みが影響して前月から概ね横ばいの3,857円/㎡となり、昨年12月以降の上昇傾向は一服した。都県別で見ると、東京都は+0.3%の4,668円/㎡と小幅ながら9ヵ月連続で上昇した。一方、神奈川県(-2.3%、2,676円/㎡)ではやや軟調な正味トレンドに加えて平均築年数が1年以上も進んだことから比較的大きく下落した。同じく、平均築年数の進行が認められた埼玉県(-1.1%、2,132円/㎡)や千葉県(-0.5%、2,070円/㎡)でも続落となった。
近畿圏は大阪エリアでの弱含みや事例シェア縮小、平均築年数の進行などによって、前月比-1.1%の2,250円/㎡と3ヵ月連続で下落した。大阪府では築浅事例の減少で平均築年数が21.8年→23.3年と1年以上も進んだことで、-2.8%の2,571円/㎡と大きく水準を下げた。一方、兵庫県では+1.4%の1,828円/㎡と2ヵ月ぶりに上昇し、昨年11月に記録した直近1年間での最高値を僅かに上回った。
中部圏では前月から横ばいの2,022円/㎡、愛知県では-0.1%の2,073円/㎡とそれぞれ僅かな変動に留まった。年初以降、平均築年数の進行も相俟って徐々に水準が下がりつつある。
※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい
※新築賃料事例シェアおよび築年帯別分譲マンション賃料の推移はこちらをご参照下さい
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