三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移

首都圏6月 前月比+1.3%の3,839円/㎡と7ヵ月連続の上昇、東京都心部の高額事例が影響
近畿圏では大阪エリアの弱含み&事例シェア縮小で2ヵ月ぶりの下落 中部圏は反転上昇

2025年6月の首都圏・分譲マンション賃料は、引き続き高額事例の発生によって強含んだ東京都が押し上げる形で、前月比+1.3%の3,839円/㎡と7ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都は+2.2%の4,610円/㎡と7ヵ月連続で上昇し、千葉県も+0.9%の2,130円/㎡と続伸したことで直近1年間での最高値を再び更新した。一方、神奈川県(-1.6%、2,751円/㎡)では築古事例の増加もあり4ヵ月ぶりに下落し、当月と平均築年数が同程度であった昨年10月の水準も下回った。また、埼玉県(-0.2%、2,207円/㎡)は僅かながら2ヵ月ぶりに弱含んだものの4月の水準は上回った。

近畿圏では大阪エリアの弱含みや事例シェア縮小によって、前月比-0.9%の2,287円/㎡と2ヵ月ぶりに下落した。前年同月比は3ヵ月連続でマイナスを示している。大阪府では-1.0%の2,639円/㎡と2ヵ月ぶりに下落しており、正味トレンド自体は軟調で推移している。一方、兵庫県では+0.4%の1,807円/㎡と小幅ながら3ヵ月ぶりに上昇した。

中部圏では前月比+1.4%の2,032円/㎡、愛知県では+1.4%の2,082円/㎡とそれぞれ反転上昇しており、当月と平均築年数が同程度であった月の水準を上回る状況も続いている。

※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい
※新築賃料事例シェアおよび築年帯別分譲マンション賃料の推移はこちらをご参照下さい

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