三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
首都圏5月 前月比+1.5%の3,789円/㎡と6ヵ月連続の上昇、築浅増加で全域的に強含み
近畿圏では大阪エリアが牽引する形で2ヵ月ぶりに上昇 中部圏は下落傾向で推移
2025年5月の首都圏・分譲マンション賃料は、築浅事例の増加によって全域的に強含んだ影響で、前月比+1.5%の3,789円/㎡と6ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都は平均築年数が20.4年→19.5年と1年近くも若返ったために、+1.6%の4,510円/㎡と6ヵ月連続で上昇した。また、埼玉県(+1.2%、2,212円/㎡)や千葉県(+1.5%、2,110円/㎡)でも程度の差こそあるが平均築年数の若返りから、いずれも1%以上のプラスを示している。一方、神奈川県(+0.3%、2,797円/㎡)は小幅な上昇に留まっており、正味トレンド自体も昨秋のピーク時を下回り続けている。
近畿圏では大阪エリアの強含みや事例シェア拡大によって、前月比+1.0%の2,307円/㎡と2ヵ月ぶりに上昇した。大阪府では築浅事例の増加で+1.0%の2,667円/㎡と2ヵ月ぶりに上昇して3月の水準を上回ったが、正味トレンド自体はやや軟調のままとなっている。一方、兵庫県では-0.7%の1,799円/㎡と前月に引き続き下落した。
中部圏では前月比-0.5%の2,004円/㎡、愛知県では-0.8%の2,054円/㎡とそれぞれ下落傾向を示したが、いずれも当月と平均築年数が同程度であった月の水準を上回っている。
※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい
※新築賃料事例シェアおよび築年帯別分譲マンション賃料の推移はこちらをご参照下さい
動画のみ、転載可能とさせていただきますので、ご活用いただけますと幸いです。
Twitter等でご利用についてご報告いただけますと制作者の励みになります。
- 動画のURLの場合は以下より取得ください。
- 2025年5月分譲マンション賃料月別推移 (別ウインドウが開きます)
- ページ埋め込みの場合は以下より取得ください。
※動画内データの改変等については固く禁じます。