三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移

首都圏4月 前月比+0.5%の3,734円/㎡と5ヵ月連続の上昇、一部で季節的要因からの反落
近畿圏では主要エリアが揃って弱含み2ヵ月ぶりの下落 続落の中部圏では下落率が拡大

2025年4月の首都圏・分譲マンション賃料は、比較的高い水準の東京都や神奈川県が牽引する形で、前月比+0.5%の3,734円/㎡と5ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都は平均築年数がやや進んだにもかかわらず+1.1%の4,440円/㎡と5ヵ月連続で上昇した。また、神奈川県(+2.3%、2,789円/㎡)でも比較的大きく上昇したが、こちらは平均築年数が1年以上も若返った影響によるものであり、正味トレンド自体にはむしろ弱さが見られる。一方、埼玉県(-0.7%、2,186円/㎡)や千葉県(-1.3%、2,078円/㎡)では季節的要因からの反動もあり下落に転じている。

近畿圏では主要エリアが揃って弱含んだことで、前月比-0.8%の2,284円/㎡と2ヵ月ぶりに下落して2月の水準を僅かに下回った。大阪府では-0.7%の2,641円/㎡と2ヵ月ぶりに下落、正味トレンド自体もやや軟調となっている。また、兵庫県でも-0.5%の1,811円/㎡と2ヵ月ぶりに下落したが、こちらは2月の水準を僅かに上回った。

中部圏では前月比-1.0%の2,015円/㎡、愛知県では-0.8%の2,071円/㎡とそれぞれ引き続き下落した。愛知県に関しては正味トレンドにやや弱さが見られる。

※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい
※新築賃料事例シェアおよび築年帯別分譲マンション賃料の推移はこちらをご参照下さい

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