2024年12月17日
駅別中古マンション価格 / 東武野田線①
2024年12月17日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年7月~24年9月までの3ヵ月間を集計
築古化進み下落駅目立つ
東武野田線(大宮~船橋)における平均坪単価は135万円で、1年前に比べて9万円、5.7%下落した。事例数は3056件(前年より109件増)、平均築年数は31.5年(1年前28.9年)、平均専有面積は68.20平方メートル(同68.77平方メートル)だった。今回掲載区間(大宮~運河)の最高値は大宮の185万円。
ファミリー向けが多い同路線。掲載区間では前期上昇の各駅が下落に転じた。事例件数にばらつきがあり、大宮公園、愛宕、運河など30件未満で個別事例の影響を受けやすい駅も複数見られる。
大宮は反転下落して坪185万円。事例数は同路線最多の727件で前期より増加した。事例の築古化で平均築年数が28.8年に伸びた。
岩槻は24%台の大幅上昇となった。築浅事例の増加により、平均築年数が路線平均を下回った。豊春は前期の二桁下落が一服した。
春日部は事例数が増加傾向で今期は262件となった。平均坪単価は100万円前後で推移している。
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