2024年9月17日
駅別中古マンション価格 / 西武新宿線①
2024年09月17日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年4月~24年6月までの3ヵ月間を集計
高田馬場、2年で47万円上昇
西武新宿線(西武新宿~本川越)の平均坪単価は186万円で、1年前に比べて2万円下落した。事例数は4160件(前年より415件増)、平均築年数は32.0年(1年前31.2年)、平均専有面積は57.68平方メートル(同56.79平方メートル)だった。今回掲載区間(高田馬場~西武柳沢)における最高値は高田馬場の345万円。
高田馬場は堅調。前期から事例の築古化が進んだものの、今期も5%台の上昇。この2年間で47万円上昇した。
前期で下落した下落合と中井の両駅は二桁上昇に転じ、どちらも坪300万円を突破した。特に中井は平均築年数が28.4年(前期は37.2年)と大幅に若返った。
新井薬師前と井荻はどちらも前期の二桁上昇から反転下落した。築古事例が増加し、平均築年数はそれぞれ3年近く伸びた。
上井草、上石神井はファミリー向けが多く、平均専有面積が60平方メートルを超える。上井草は二桁の反転上昇、上石神井は前期に続く上昇で、坪単価はどちらも230万円台だ。
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