2024年6月25日
駅別中古マンション価格 / 小田急小田原線②
2024年06月25日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年12月~24年2月までの3ヵ月間を集計
連続上昇の喜多見200万円台
小田急小田原線(新宿~小田原)の平均坪単価は189万円で、1年前に比べて3万円上昇した。事例数は6172件(前年より907件増)、平均築年数は32.7年(1年前31.7年)、平均専有面積は63.39平方メートル(同62.56平方メートル)だった。今回掲載区間(喜多見~相模大野)における最高値は喜多見と狛江の209万円。
ファミリー向けが多い区間。喜多見は好調で、前期から上昇幅が縮小したものの、今期も5%上昇し200万円の大台に乗った。
向ヶ丘遊園は反転上昇し172万円となった。事例数は増加傾向で今期は176件。築年の上積みが進み、平均築年数は29.9年に伸びた。
生田は連続下落し117万円。築古事例の割合が増え、下落率は10%まで広がった。
読売ランド前~柿生の各駅も反転下落した。特に前期で二桁上昇した新百合ヶ丘、柿生はそれぞれ4.1%、13.9%の下落となった。柿生は事例数がほぼ倍増した中で、築古事例が増加。平均築年数は32.9年まで伸びた。
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