2019年9月26日
2019年8月 首都圏の中古一戸建て平均価格は前月比-4.1%の3,268万円 首都圏は3ヵ月ぶりに下落
近畿圏は前月比+2.7%の2,563万円 中部圏は+2.4%の2,246万円
福岡県は+1.1%の2,036万円
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●首都圏
8月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-4.1%の3,268万円と3ヵ月ぶりに下落に
転じた。都県別に見ると東京都は+0.8%の5,257万円と反転上昇した。神奈川県は-3.9%
の3,554万円と3ヵ月ぶりに下落。千葉県は-1.1%の2,115万円と反転下落。埼玉県は
-4.6%の2,345万円と4ヵ月ぶりに反転下落した。首都圏では、7月とは反対に東京都のみ
が前月比で上昇した。8月は価格のブレが生じやすい月だが、4月以降の弱含み傾向から
抜け出せない状況である。
●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比+2.7%の2,563万円と反転上昇した。主要府県で
見ると、大阪府は+3.2%の2,778万円と反転上昇した。兵庫県は-0.5%の2,420万円と
2ヵ月連続の下落となった。京都府では+0.4%の3,408万円と反転上昇となった。近畿
主要3府県では、大阪府と京都府で反転上昇しており、近畿圏全体の価格水準を押し上
げた。一方、兵庫県は連続下落であるが8月は小幅な下げに留まっている。
●愛知県
愛知県の平均価格は-3.8%の2,727万円と3ヵ月ぶりに下落した。中部圏(4県)全体で
は+2.4%の2,246万円と5ヵ月ぶりに反転上昇した。
●福岡県
福岡県の平均価格は+1.1%の2,036万円と反転上昇した。前年同月比では+16.9%と
価格水準が大きく押し上がっている。
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