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近畿圏は－3.0％の2,868万円と反転下落、中部圏は＋6.1％の2,663万円と上昇に転じる

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●首都圏
10月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比－2.0％の4,017万円と下落に転じたものの、4,000万円台は維持した。東京都は－1.2％の6,227万円と反転下落。神奈川県は＋4.4％の4,369万円と3ヵ月連続で上昇し、前年同月比も＋0.9％から＋8.8％へ大きく拡大した。千葉県は－2.4％の2,864万円、埼玉県は－3.0％の2,881万円といずれも下落に転じた。全都県で連続上昇していた前月までとは打って変わって、10月は神奈川県を除き下落。首都圏全体でも3ヵ月ぶりの下落となった。

●近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比で－3.0％の2,868万円と反転下落した。主要府県では、大阪府が－8.1％の2,992万円と下落に転じ、16ヵ月ぶりに3,000万円を割り込んだ。兵庫県は＋6.4％の3,047万円と連続上昇。前年同月比も大きくプラスに転じている。京都府は－8.9％の3,557万円と反転下落した。大阪府と京都府が8％台と大きな下落率を示したことで、近畿圏全体の価格に影響した。

●愛知県
愛知県は＋4.9％の3,169万円と上昇に転じ、前年同月比もプラスに転じた。中部圏（4県）全体でも＋6.1％の2,663万円と反転上昇した。

●宮城県・福岡県
宮城県は＋7.4％の2,827万円と3ヵ月連続上昇。10月は築古化したものの、上昇率が徐々に拡大している。
福岡県は＋8.7％の2,692万円と大きく上昇に転じ、2014年4月の集計開始以降で最高価格となった。

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